研究発表会
◆ 第19回研究発表会
宗教心理学的研究の展開(19)
掘り起こされていない研究分野を開拓する方法(現在進行中)
−実証的宗教心理学の挑戦−
- 日本心理学会第86回大会:2022年9月8日(木)〜9月11日(日)
- 会場:日本大学文理学部+Web(ハイブリッド開催)
- 企画趣旨
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掘り起こされていない研究分野を開拓するにはどのようにすればよいのか。「研究する」という行為が先行研究を始め既存の理論をもとに組み立てていく作業であることを考えると「掘り起こされていない(未開拓な)状態」で研究を行うということは様々な困難に遭遇することになる。それは何をどのように手をつけたらよいのかといった状態でもあり,卒業論文でそのようなテーマをやろうとした際には指導教員に「そのテーマはやめなさい」と言われて終わってしまうように思われる。同様に研究者の多くが未開拓なテーマに対して手を出すことに躊躇し,時に諦めてしまうこともあるのではないだろうか。そこで本シンポジウムでは「いかに掘り起こされていない研究分野を開拓することができるのか」について,私たちの挑戦の姿(現在進行中)を示したいと考えている。これまで行ってきた「研究会の設立・運営」「研究プロジェクトの立ち上げ・展開」「本の出版」「学術誌の創刊」「近接領域(宗教学)との連携」について話題提供,指定討論を行い,様々な角度から提案・検討したいと考えている。
企画・司会 松島公望(東京大学)
- 当日資料
- 話題提供
- 1.辻本 耐(南山大学社会倫理研究所)
- 研究会を設立することの意義について
- 当日資料
- 2.西脇 良(南山大学)
- 研究プロジェクトを起こすことの意義
- 当日資料
- 3.川島大輔(中京大学)
- 本を出版することの意義
- 当日資料
- 4.白岩祐子(埼玉県立大学)
- 学術誌を創刊することの意義
- 当日資料
- 5.藤井修平(東京家政大学)
- 近接する研究分野(宗教学)と連携することの意義
- 当日資料
- 指定討論
- 6.Masami Takahashi(Northeastern Illinois University/イリノイ州立ノースイースタン大学)
- 当日資料