会員著書紹介
宮下一博監修 松島公望・橋本広信編 『ようこそ!青年心理学』 (ナカニシヤ出版 2009年)
監修
宮下一博
編著
松島公望・橋本広信
出版年
2009年
出版社
ナカニシヤ出版
体裁
A4版 192頁
ISBN
978-4-7795-0315-3
価格
定価(本体2500円+税)
まえがき
序章
1. 青年心理学の枠組
2. 青年心理学の歴史
3. 現代青年の特徴
4. 本書の趣旨
第1章 アイデンティティ―青年が問われるもの
1. はじめに
2. アイデンティティを理解する手がかりとは?
3. アイデンティティは人生全体においていかなる意昧をもつのか?
4. アイデンティティの拡散は,“悪い”だけのものなのか?
5. おわりに―青年へのメッセージ アイデンティティは青年に何を問いかけるのか?
第2章 身体の発達−からだとこころ
1. はじめに
2. 青年期の身体変化とその影響
3. おわりに―現代青年へのメッセージ
第3章 青年の自立一家族との関係
1. はじめに
2. 家族関係が青年の自立にもたらす影響
3. おわりに―現代青年へのメッセージ
第4章 友人関係の発達
1. 青年期の友人関係の発達的意義とは?
2. 現代青年の友人関係の特徴とは?
3. 友人関係が青年にもたらす混乱
4. おわりに―現代青年へのメッセージ
第5章 恋愛・結婚―妬み・嫉妬
1. はじめに
2. 恋愛と結婚の基礎−ジェンダー・アイデンティティと性的行動
3. 恋愛と結婚
4. 妬みと嫉妬
5. おわりに―現代青年へのメッセージ
第6章 青年と文化一携帯電話を中心に
1. はじめに
2. ケータイ文化のメリットとは?
3. ケータイ文化のデメリットとは?
4. 青年たちを新たなケータイ文化へと導く教育とは?
5. おわりに―現代青年へのメッセージ
第7章 道徳性の発達
1. はじめに
2. なぜきまりを守るのか?
3. 道徳性はどのように発達するのか?
4. 道徳と慣習を区別できるのか?
5. 文化によって道徳性は異なるのか?
6. 道徳性は状況によって変化するのか?
7. おわりに―青年期の課題と若者へのメッセージ
第8章 青年の宗教性−あなたにとっての宗教性は…?(担当執筆:松島公望)
1. はじめに
2. 宗教性とは?
3. 現代青年の宗教性の特徴
4. おわりに―現代青年へのメッセージ
第9章 生きがい感―「自分探し,生きる」とは?
1. はじめに
2. 青年期の自分探し
3. 自分を見つけるということ
4. おわりに―現代青年へのメッセージ
第10章 青年の死生観−「死ぬ」とは?
1. はじめに
2. 青年は死をどのように見つめるのか?
3. おわりに―現代青年へのメッセージ
第11章 青年期と精神疾患
1. 統合失調症(Schizophrenia)
2. 気分障害(Mood disorders)
3. パーソナリティ障害(Personality disorders)
4. おわりに
終章 ロストジェネレーション―現代青年へのメッセージ
1. ロストジェネレーションとは?
2. 現代を生きる
3. おわりに―現代青年へのメッセージ
文献
索引
ワーク 1 私の中の“私”を知る
ワーク 2 自分の身体に対する意識
ワーク 3 Turning Point 人生の十字路―自立への旅路
ワーク 4 限られた世界に生古る“私”を知る―生活空間マップを描く
ワーク 5 わたしの恋愛行動
ワーク 6 携帯電話の使用について考える
ワーク 7 他者との葛藤の解決
ワーク 8 心理検査に関するワーク―エゴグラム・TA
ワーク 9 My Life Story
ワーク10 心理検査に関するワーク―バウムテスト
ワーク11 自己理解のためのワーク
Column 1 大学全入時代―大学と青年
Column 2 エリクソンのアイデンティティ・クライシス
Column 3 生と性―成長する心と身体
Column 4 裁判員制度―青年にとっての裁判
Column 5 学生相談から見る現代青年の友人関係
Column 6 ダイエットのこころ―思春期・青年期女性の視点から
Column 7 インターネットと青年―携帯電話は,青年に悪影響を及ぼすのか?
Column 8 オタク世界の広がり
Column 9 青年による犯罪一現代的犯罪の特性
Column10 占いに見る市民と研究者
Column11 心理テストをどこまで信じる?
Column12 現代の青年の悩み―現代の青年は悩んでいるの?
Column13 若者は「死」をどう意識するか?−「死」と「若者」をむすぶ「宗教」
Column14 凶悪化する犯罪―青年の臨床的問題から考える
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